VIVANT第11話は別班メンバーの拉致から始まる衝撃展開
『VIVANT』第11話は、前作でテント潜入任務に参加した別班メンバーが次々と拉致されるという衝撃的な展開から始まりました。
乃木憂助を除く主要メンバーが、それぞれ異なる国へ運ばれていることも判明しています。
| 別班メンバー | 移送されたと考えられる場所 |
|---|---|
| 黒須 | アゼルバイジャン |
| 廣瀬 | イスラエル |
| 熊谷 | ジョージア |
| 高田 | キプロス |
| その他のメンバー | トルクメニスタン周辺 |
拉致を実行した集団は、別班がノゴーン・ベキの確保に集中しているタイミングを狙っていました。
防犯カメラを停止させ、薬物で対象者を無力化し、下水道などの通常では使わない経路から逃走しています。
これらの行動から考えると、犯人は単なる犯罪組織ではありません。
国家機関や諜報組織に近い訓練を受けた集団である可能性が高いでしょう。
VIVANT第11話に登場した第三勢力とは何者なのか
今回の最大の謎は、別班を狙う「第三勢力」の正体です。
物語上では、日本の別班、ベキが率いていたテントに続く、新たな勢力として描かれています。
現時点で考えられる主な候補は、次の3つです。
- 解体後も残っているテントの残党。
- 別班や日本政府に恨みを持つ元別班員。
- 中国を中心とした外国の諜報組織。
それぞれの可能性を詳しく見ていきます。
第三勢力はテントの残党なのか
シーズン1でテントは事実上解体されました。
しかし、組織に関わっていた全員が逮捕されたわけではありません。
ベキに忠誠を誓っていた人物や、テントの理念に共感していた協力者が世界各地に残っている可能性はあります。
ベキを失ったことをきっかけに一部の構成員が過激化し、別班への復讐を始めたという展開も考えられるでしょう。
ただし、今回の拉致計画は、ベキの逮捕やその後の出来事よりも前から準備されていたように見えます。
そのため、ベキを失ったことだけを理由とする復讐では、計画の開始時期と一致しません。
テント残党が第三勢力の一部に加わっている可能性はありますが、テントそのものが黒幕である可能性は低そうです。
国に裏切られた元別班員による復讐説
別班は、日本の安全を守るために非公式任務を遂行する組織です。
任務の性質上、問題が起きた際に政府から存在を否定される危険もあります。
過去に国から切り捨てられた別班員が存在していた場合、現在の別班や日本政府に恨みを持っていても不思議ではありません。
元別班員であれば、組織の行動パターンや人員構成を把握している可能性があります。
今回のように複数の別班員を同時に襲撃できたことにも説明がつくでしょう。
一方で、この構図はシーズン1における乃木卓の物語と似ています。
同じ復讐劇を繰り返すよりも、今回は国家同士の情報戦へスケールを拡大する展開になる可能性が高いと考えられます。
第三勢力は中国系の諜報組織である可能性
現時点で最も有力なのが、中国と関係する組織です。
黒須を襲った人物たちは中国語を使用していました。
さらに、電話でも中国語による指示が出され、その直後に病院の爆破など複数の作戦が同時進行しています。
犯行に使われた車両の移動経路も、中国からバルカへ入り、その後ロシア方面へ向かう流れになっていました。
これらの描写を考えると、第三勢力の実行部隊に中国系の人物が含まれていることはほぼ間違いないでしょう。
ただし、中国という国家が直接指揮しているとは限りません。
中国人の実行部隊を利用する、さらに大きな国際組織が存在している可能性もあります。
第三勢力が別班を狙う目的
第三勢力が別班を拉致した目的は、単純な殺害ではないと考えられます。
本当に排除するだけなら、危険を冒して複数の国へ運ぶ必要はありません。
あえて生かした状態で移送していることから、別班員そのものを何らかの計画に利用しようとしているのでしょう。
別班の存在を世界に公表するため
別班は、法律上の正式な手続きを経ずに海外で活動することもある秘密組織です。
その存在が国際社会に明らかになれば、日本政府は大きな批判を受ける可能性があります。
日本は民主国家でありながら、法律の外側で動く部隊を所有している。
第三勢力がその事実を証拠付きで公表すれば、日本の国際的信用を低下させられます。
つまり、狙いは別班の壊滅ではなく、別班を利用して日本を国際的に孤立させることなのかもしれません。
別班員から機密情報を引き出すため
拉致されたメンバーは、いずれもテント潜入任務に関わった人物です。
彼らは別班の指揮系統や作戦内容だけでなく、テントの内部情報も知っています。
第三勢力が新たなテロ組織であれば、テントが保有していた人脈や資金、情報網を奪おうとしている可能性があります。
複数の国へ別々に移送したのは、別班による救出を難しくするだけでなく、尋問で得た情報を比較する目的もありそうです。
複数国を巻き込んだ大規模な作戦
拉致された別班員は、中国国内ではなく複数の国へ運ばれています。
この点から考えると、第三勢力は中国単独の組織ではない可能性があります。
世界各地に支部や協力者を持つ国際的な集団であり、中国系の実行部隊はその一部にすぎないのかもしれません。
| 考えられる構造 | 役割 |
|---|---|
| 黒幕 | 国際組織や国家レベルの指示役 |
| 各国の協力組織 | 移送、監禁、情報収集を担当 |
| 中国系実行部隊 | 別班員の襲撃や確保を担当 |
| 日本国内の協力者 | 別班の行動や個人情報を提供 |
第三勢力の正体は、一つの国ではなく、日本を共通の標的とする複数組織の連合体とも考えられます。
新庄は第三勢力のメンバーなのか
別班の情報を第三勢力へ渡した人物として浮上したのが新庄です。
シーズン1の最終回では、新庄がテントのモニターだったことが判明しました。
日本国内で活動を続けることが難しくなった新庄は、自分の安全や新たな身分を得るため、別班の情報を売ったと考えられています。
ただし、新庄が第三勢力に忠誠を誓っているとは限りません。
新庄の行動はテントへの裏切りではない
新庄が情報を売った理由は、テントを裏切るためというよりも、自分自身を守るためだった可能性があります。
テントが解体され、公安からも追われる立場になった新庄には、安全に暮らせる場所がありません。
第三勢力から居住権や保護を与えると持ちかけられれば、情報提供に応じる動機は生まれます。
現段階では、新庄が第三勢力の正式な構成員なのか、それとも利用されているだけなのかは不明です。
今後は、新庄がどこまで別班の情報を渡したのかが重要になるでしょう。
黒須はわざと捕まった可能性がある
黒須は複数の襲撃者に囲まれ、薬物を撃ち込まれて連れ去られました。
しかし、シーズン1で見せた黒須の能力を考えると、あまりにも簡単に捕まったようにも見えます。
黒須は気配を察知した直後、周囲や布団の中を確認していました。
武器を探していたようにも見えますが、敵の人数や状況を一瞬で把握した可能性もあります。
黒須が抵抗をやめた理由
黒須が意図的に捕まったとすれば、考えられる理由は次の通りです。
- 敵が5人以上いると判断した。
- 戦闘よりも潜入を優先した。
- 拉致先で他の別班員と合流できると考えた。
- 第三勢力の本拠地を突き止めようとした。
黒須は薬物を受けて気絶したように見えました。
しかし、実際には意識を保ったまま状況を観察している可能性もあります。
乃木との任務で数々の危機を乗り越えてきた黒須が、何の対策もなく連れ去られるとは考えにくいところです。
黒須の拉致そのものが、別班による潜入作戦の始まりだったとしても不思議ではありません。
乃木がキプロスでアリを訪ねた理由
物語終盤では、乃木がキプロスを訪れ、元テント幹部のアリに接触しました。
シーズン1でアリは乃木に協力し、家族とともにベネズエラへ逃亡する予定でした。
そのアリが、なぜ一人でキプロスにいるのでしょうか。
この状況から、アリが第三勢力に関係している可能性が浮上します。
アリが別班の情報を売った可能性
アリは乃木と黒須が別班員であることを知っています。
第三勢力がアリから二人の情報を入手し、その周辺を調査した結果、他の別班員まで特定した可能性があります。
ただし、アリと乃木はシーズン1の終盤で一定の信頼関係を築いていました。
アリが自分の意思だけで乃木を裏切るとは考えにくいでしょう。
より自然なのは、第三勢力がアリの家族を人質に取り、情報提供を強要したという展開です。
アリがキプロスに一人でいることも、家族がどこかに拘束されていることを示しているのかもしれません。
乃木はどのようにアリの居場所を突き止めたのか
乃木はシーズン1で、アリにパスポートや資金、通信手段を渡していました。
その際に、位置情報を確認できる仕組みを用意していた可能性があります。
乃木はアリを完全に信用していたのではなく、何か起きた場合に追跡できるよう準備していたのでしょう。
これはアリを疑っていたというよりも、テントの元幹部であるアリを第三者が狙う危険を想定していたと考えられます。
ノコルがキプロスという言葉に反応した理由
第11話では、ノコルが「キプロス」という地名に反応する場面がありました。
単なる地名であれば、ノコルが強い反応を示す必要はありません。
キプロスには、テントやベキに関係する重要人物または組織が存在すると考えられます。
テントから分裂した過激派がいる可能性
テントには、世界各地からさまざまな事情を抱えた人物が集まっていました。
組織の歴史が長ければ、ベキの方針に反発して脱退した人物がいても不思議ではありません。
ベキは孤児を救うことを重視していましたが、全員が同じ価値観を持っていたとは限りません。
テントをより攻撃的な組織へ変えようとした一派が離脱し、キプロスを拠点として活動している可能性があります。
その組織が中国系の実行部隊や他国の協力者を集め、第三勢力を形成したのかもしれません。
キプロスにベキがいる可能性
もう一つ考えられるのが、キプロスとベキの関係です。
ベキが過去にキプロスを活動拠点としていた可能性や、隠れ家を所有していた可能性があります。
シーズン1では、ベキの生死やその後について完全には描かれていない部分も残っています。
ノコルが地名に反応したのは、キプロスにベキ本人、またはベキと深い関係を持つ人物がいるからかもしれません。
アリ、高田、第三勢力、ノコルがキプロスという場所でつながり始めていることから、キプロスが今後の物語の中心地になる可能性は高いでしょう。
VIVANT第11話の伏線と今後の注目ポイント
第11話では、多くの謎が一度に提示されました。
現時点で特に注目したいポイントは次の通りです。
- 第三勢力を指揮している本当の黒幕は誰なのか。
- 中国系の実行部隊は国家組織なのか。
- 新庄は第三勢力に加入したのか、それとも取引しただけなのか。
- 黒須は本当に気絶しているのか。
- アリの家族はどこにいるのか。
- ノコルとキプロスにはどのような関係があるのか。
- 拉致された別班員たちの最終目的地はどこなのか。
- 乃木以外の新たな別班員は誰なのか。
特に重要なのは、第三勢力の中に既存キャラクターが関わっているかどうかです。
日本人として登場している人物が、実は海外の組織とつながっている可能性もあります。
シーズン1でも新庄の正体が最終盤まで隠されていたため、今回も身近な人物が内通者として登場する展開が予想されます。
VIVANT第11話考察まとめ
『VIVANT』第11話では、別班メンバーの拉致をきっかけに、テントとも日本政府とも異なる第三勢力が登場しました。
中国語を話す実行部隊や中国から始まる移動経路を考えると、第三勢力に中国系の組織が関わっている可能性は非常に高いでしょう。
一方で、別班員が複数の国へ移送されていることから、中国単独ではなく、複数国の組織が参加する国際的な勢力である可能性も残されています。
さらに、新庄による情報提供、黒須の意図的な潜入説、アリのキプロス滞在、ノコルの反応など、シーズン1から続く人物関係も新たな事件につながり始めました。
第11話で描かれた内容を整理すると、今後の物語は次の3つの軸で進むと予想できます。
- 乃木による拉致された別班員の救出。
- 第三勢力の正体と日本を狙う目的の解明。
- キプロスに隠されたテントとベキの過去の発見。
第三勢力は本当に中国の諜報組織なのか。
それとも、テントを超える世界規模の組織が動き始めているのでしょうか。
別班、公安、テント、第三勢力の思惑が交差することで、『VIVANT』の物語は再び予測不能な展開へ進んでいきそうです。

