『VIVANT』第2シーズンを見ていて、「男性同士の恋愛を思わせる描写が多いけど、なぜ?」「リュウは野崎のことが好きなの?」「チョッキーと新庄は付き合っている?」と気になった人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、男性から男性へ愛情を示す描写は実際に登場しています。
特に注目されているのが、
・リュウ・ミンシュエン → 野崎守
・チョッキー・テーパーニット → 新庄浩太郎
という2組です。
ただし、4人全員をまとめて「ゲイ」と断定するのは正確ではありません。
リュウは野崎への思いが「愛情」に変化した人物として公式に紹介され、チョッキーも新庄を「愛してる」と明言しています。
一方で、野崎がリュウに、新庄がチョッキーに恋愛感情を返しているとは、2026年9月1日時点では明確に描かれていません。
まずは現在分かっている関係を整理すると、次のようになります。
| 人物 | 相手 | 描かれている感情 | 両思い? |
|---|---|---|---|
| リュウ・ミンシュエン | 野崎守 | 慕う気持ちが愛情へ変化 | 野崎側の恋愛感情は未確認 |
| チョッキー | 新庄浩太郎 | 「愛してる」と明言 | 新庄側の恋愛感情は未確認 |
では、『VIVANT』でなぜこのような男性同士の愛情が描かれているのか、それぞれの人物関係から詳しく見ていきます。
VIVANTで男性同士の愛情描写が登場する理由は?
『VIVANT』第2シーズンでは、スパイ、公安、別班、テント、シンシーといった組織同士の駆け引きだけでなく、登場人物が「誰を大切に思っているか」が行動を左右する重要な要素になっています。
TBS公式も第2シーズンについて、裏切りやスリルだけでなく「愛」も前作を超える物語になると紹介しています。
そのため、リュウやチョッキーの描写についても、単純に「ゲイの登場人物を増やした」というより、愛情が忠誠心や任務よりも強い行動原理になることを描く役割があると考えると分かりやすいでしょう。
ただし、制作側から「男性同士の恋愛描写を入れた理由はこれ」と具体的に説明された公式コメントが出ているわけではありません。
現時点で断定できるのは、2人の愛情がストーリー上の重要な動機として使われているという点です。
リュウと野崎・チョッキーと新庄の2組が話題に
「VIVANT ゲイ」と検索される大きな理由になっているのが、この2組です。
特に分かりやすいのがチョッキーでしょう。
第13話では、新庄から別班の情報を得られなかったにもかかわらず、なぜ逃亡を手助けしてかくまい続けたのかと乃木から問い詰められます。
そこでチョッキーが明かした理由が、新庄を愛しているからというものでした。
チョッキーは以前、新庄と一緒にテントの講習を受けていたころから好意を持っていたことも明かしています。
一方、第16話では、リュウ・ミンシュエンと野崎の過去が判明します。
リュウは5年前、北京で野崎が諜報活動をしていた際のエージェントでした。
最初は野崎を慕っていましたが、その思いがやがて愛情へと変わっていったことが明らかになっています。
つまり、どちらも視聴者の想像だけで恋愛関係のように見えているわけではなく、男性から男性へ特別な愛情を向けていること自体は作品内で示されています。
「ゲイ」と断定できる設定なのかを整理
ここで注意したいのが、「男性を愛している=登場人物全員がゲイ」と単純に決めつけないことです。
2026年9月1日時点で確認できる描写を分けると、次のようになります。
・リュウは野崎を愛している
・チョッキーは新庄を愛している
・野崎がリュウを恋愛対象として愛していたかは不明
・新庄がチョッキーへ恋愛感情を抱いているかも不明
つまり、明確なのはリュウとチョッキー側の感情です。
リュウについては、一部メディアではセクシュアリティを「ゲイ」と説明している記事もあります。
ただ、TBS側から公開されている人物紹介では、主に「野崎を慕い、その思いが愛情へ変わった人物」という形で説明されています。
そのためこの記事では、検索キーワードとして「ゲイ」を扱いつつも、作品内で描写されている個々の感情を基準に整理するのが適切だと考えます。
VIVANTが「ゲイ」と検索されるのはなぜ?
『VIVANT』が「ゲイ」と一緒に検索されるようになった背景には、第2シーズンで男性同士の愛情がかなり分かりやすく描かれたことがあります。
特に、
チョッキーの新庄への告白
そして、
リュウの野崎への愛情
という2つが短期間に登場したことで、視聴者から「今回こういう関係が多いのはなぜ?」という疑問が出たと考えられます。
リュウが野崎へ抱く感情が愛情として描かれた
リュウ・ミンシュエンが初登場したのは、2026年8月30日放送の第16話です。
堺雅人さんが乃木憂助、Fに加えてリュウも演じるという、一人三役が大きな話題になりました。
リュウは5年前、野崎が北京の日本大使館に駐在していたころ、その下で活動していたエージェントです。
当初は野崎を上司として慕っていました。
しかし、その感情は次第に強くなり、愛情へ変化していきます。
さらに野崎に認めてもらいたいという気持ち、いわば承認欲求が強くなったことで、自ら危険な潜入捜査へ踏み込んでしまいます。
この設定を見ると、リュウの野崎への感情は単なる「尊敬する上司」では説明できません。
野崎への愛情が、リュウの判断や行動そのものを左右する重要な設定になっています。
チョッキーが新庄に「愛してる」と告白した
よりストレートだったのが、チョッキーです。
タイの大富豪チョッキー・テーパーニットは、逃亡していた新庄を自身のもとでかくまっていました。
乃木たちは当初、
「新庄から別班の機密情報を入手するために助けたのでは?」
と疑います。
しかし、新庄は日本を売るようなことはできないとして、別班に関する情報提供を拒否していました。
それにもかかわらず、チョッキーは新庄を助け続けます。
その理由を問い詰められて飛び出したのが、新庄への愛の告白でした。
しかも飯田和孝プロデューサーもチョッキーについて、理屈ではなく純粋な「愛」で動いている人物だと説明しています。
つまりチョッキーの場合は、単なる視聴者の考察ではありません。
新庄への恋心・愛情が、彼を助ける最大の動機として作品内ではっきり示されているのです。
VIVANTのリュウミンシュエンと野崎はどんな関係?
リュウ・ミンシュエンと野崎の関係は、単なる恋愛だけではありません。
もともとは、
公安側の諜報活動を担う野崎と、そのエージェントであるリュウ
という上司・部下に近い関係でした。
そこへリュウ側の尊敬、承認欲求、そして愛情が重なったことで、非常に複雑な関係になっています。
リュウミンシュエンは野崎の元エージェント
TBSの第17話予告でも、リュウは「死んだはずの野崎の部下」として紹介されています。
5年前、野崎は北京の日本大使館に駐在しながら諜報活動を行っていました。
そのとき野崎のもとでエージェントとして動いていた人物の一人が、リュウです。
ところが、リュウは危険な潜入捜査を行った結果、敵に捕らえられてしまいます。
公の外交交渉では簡単に救出できない立場だったため、野崎は独自に傭兵を使って救出しようとします。
野崎はリュウについて、自分にとってかけがえのない大切な部下という趣旨で語るほど重要視していました。
しかし救出直前、リュウが死亡したという報告が入り、野崎は長い間リュウが死んだものと思っていました。
そして5年後。
死んだはずのリュウが、敵対するシンシー側の人物として野崎の前に現れます。
ここが第16話最大級のサプライズでした。
野崎への憧れが愛情に変わった経緯
リュウの野崎への感情は、最初から恋愛感情だけだったわけではありません。
公式に紹介されている流れは、
野崎を慕う
↓
野崎に認められたい気持ちが強くなる
↓
その思いが愛情へ変わる
↓
承認欲求から危険な任務へ向かう
というものです。
ここがリュウという人物を理解する重要なポイントです。
単に「野崎が好き」という設定だけではなく、愛されたい、認められたいという感情が任務上の判断まで狂わせていく構造になっています。
さらに現在のリュウは、野崎が乃木を特別に扱っていることにも強く反応します。
乃木とリュウは外見がそっくりです。
そのためリュウにとって乃木は、ただの別班員ではなく、自分と野崎との関係を刺激する存在にもなっています。
この感情が今後、野崎や乃木にどのような影響を与えるのかも重要なポイントでしょう。
2人は恋人同士だったのか
現時点では、リュウと野崎が恋人として付き合っていたとは確認されていません。
ここはかなり重要です。
判明しているのは、
・リュウは野崎を慕っていた
・その思いが愛情へ変化した
・野崎はリュウを非常に大切な部下として扱っていた
・野崎は危険を冒してでもリュウを救おうとした
ということです。
一方で、野崎側がリュウを恋愛対象として愛していたと確定する描写はありません。
野崎にとってリュウは、少なくとも「かけがえのない部下」だったことは分かります。
しかし、
「大切な部下としての愛情」
と、
「恋愛感情」
は同じではありません。
そのため2026年9月1日時点では、
リュウ → 野崎の愛情は明確だが、野崎 → リュウは恋愛感情かどうか未確定
と整理するのが最も正確です。
VIVANTのチョッキーと新庄はどんな関係?
チョッキーと新庄も、リュウと野崎に似ているようで少し違います。
チョッキー・テーパーニットは、タイの大富豪として登場した人物です。
また、テントとの関係を持つ人物でもあり、新庄とは以前から接点がありました。
そして新庄が逃亡した際には、彼を自身のもとでかくまっています。
チョッキーが新庄をかくまった理由
最初は、新庄が持っている公安や別班の情報を手に入れることが目的なのではないかと疑われました。
実際、チョッキーはブローカーと接触していました。
しかし新庄本人は、別班の情報を渡すよう求められても拒否します。
それでもチョッキーは新庄を追い出さず、かくまい続けました。
乃木から、
「情報を渡してくれない新庄をなぜ助け続けたのか」
と追及されたチョッキーが示した答えは、極めてシンプルでした。
新庄を愛しているからです。
しかもチョッキーは、新庄とともにテントの講習を受けていたころから好意を抱いていたことを明かしています。
利益や情報ではなく、最終的には個人的な愛情が新庄を守る理由だったというわけです。
チョッキーの新庄への「愛してる」は恋愛感情?
描写を見る限り、恋愛感情として受け取るのが自然です。
実際、報道でもチョッキーの新庄への気持ちは「恋心」「純愛」などとして紹介されています。
飯田プロデューサー自身も、チョッキーを純粋な「愛」で動く人物と表現しています。
ただし、新庄側については別です。
新庄がチョッキーに対して、
「自分も愛している」
「恋人として好きだ」
と返した描写は、2026年9月1日時点では確認できません。
むしろ日本へ送還される前、新庄がチョッキーに伝えたのは感謝を示す短い言葉でした。
チョッキーは一緒にバルカへ行く約束について訴えますが、新庄は恋愛感情を明確には返していません。
そのため現在のところ、
チョッキー → 新庄は明確な愛情
新庄 → チョッキーは恋愛感情か不明
という関係です。
「2人は恋人同士」と断定する段階ではないでしょう。
リュウと野崎の関係との違い
リュウ×野崎とチョッキー×新庄は、男性から男性へ強い愛情が向けられている点では似ています。
しかし、その中身はかなり違います。
| 比較 | リュウと野崎 | チョッキーと新庄 |
|---|---|---|
| 出会った関係 | 野崎とエージェント | テントの講習などで接点 |
| 愛情を抱く人物 | リュウ | チョッキー |
| 相手 | 野崎 | 新庄 |
| 愛情の表現 | 慕う気持ちが愛情へ変化 | 本人が明確に告白 |
| 行動への影響 | 承認欲求から危険な潜入へ | 新庄を逃亡・潜伏面で支援 |
| 相手側の恋愛感情 | 未確認 | 未確認 |
| 恋人関係 | 未確認 | 未確認 |
最大の違いは、愛情が物語にもたらす作用です。
チョッキーの愛は、新庄を助ける方向へ働きました。
利益にならなくても、大切な人だから守るという非常にストレートな愛です。
飯田プロデューサーが「純粋な愛」で動く人物と説明しているのも、この部分でしょう。
一方、リュウの愛情には、野崎に認めてもらいたいという強い承認欲求が絡んでいます。
そのため愛情が、危険な任務への暴走や野崎を追い詰める要因にもなっています。
つまり『VIVANT』では、男性同士の愛情を同じ形で繰り返しているのではありません。
チョッキーは「守る愛」、リュウは「執着や承認欲求まで絡んだ愛」として、かなり対照的に描かれていると見ることができます。
「VIVANTでゲイ描写が多いのはなぜ?」という疑問についても、現段階では単に登場人物のセクシュアリティを増やしたというより、愛によって人が誰を守り、誰を裏切り、どこまで危険を冒すのかを描くための重要な人物設定と考える方が作品全体には合っています。
そして最も重要なのは、4人を一括して考えないことです。
リュウは野崎を愛している。
チョッキーは新庄を愛している。
しかし、野崎や新庄が同じ意味でその愛に応えているかは、まだ分かっていません。
2026年9月6日放送予定の第17話では、死んだはずだったリュウの存在が野崎の潜入捜査を大きく揺るがすことが公式あらすじでも予告されています。
今後、リュウと野崎の関係がどこまで掘り下げられるのかは、『VIVANT』第2シーズンの大きな注目ポイントになりそうです。

